2014年05月19日

再訪 生目台団地・宮崎

春の初め、宮崎を訪ねた折、30年程前に当社が設計した
県営・市営の生目台団地に足を延ばしました。
市内西郊の丘陵に開発された生目台は、今では街路樹や宅地の緑も成長し、
落ち着いた佇まいの住宅地となっています。

地区センターの駐車場に車を置き、最初に建設された生目台東団地から歩き始めました。
011-012.jpg

木目を残す杉型枠を用いた階段室型の住棟は、
大きく育った緑と調和し、鄙びた表情を湛えています。
木造真壁造の集会所は子供たちが縁側や前庭で遊んでおり、民家の風情です。
013-014.jpg

センターに隣接する市営住宅団地は、
常緑の灌木が綺麗に刈り込まれ、広がりを感じます。
023-022.jpg

駐車場は住棟間に交互に集約し、歩車を分離していています。
広場に面したこちらの集会所は鉄筋コンクリート造の骨組みの中に木造で作られています。
025-026.jpg

車で廻るつもりが、生目台公園からの眺めに惹かれ、
公園を横切りそのまま、生目台西団地、北団地へと足を進めてしまいました。
歩車を分離した団地は公園のように歩けます。
031-033.jpg

開発時期の異なるブロックごとに、表情の変化を生むため、
デザインの方針、共用部の作り方も変え、
西団地では芝の広がるオープンな表情、北団地は屋根の連なりが特徴的です。
032-034.jpg

陽ざしが強く、台風も多い高温多雨の気候は、建物にも厳しい環境で、経年劣化が気になります。
歩きながら感じたのは維持管理の良さとその大切さです。
特に植栽の管理は素晴らしく、簡素な仕上げながら、
とても上質な屋外空間に育てられていることに感銘を受けました。
021-024.jpg

結局、アップダウンも苦にせず、1時間以上も歩き通してしまいました。
「その後」を確認することは大切だと改めて感じます。
恐ろしくもあるのですが。

(IMAI)    
posted by gkk-tokyoスタッフ at 11:23| Comment(0) | 見学記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。