2018年07月17日

木の建築賞受賞式

2015年竣工の兵庫県香美町立村岡小学校・村岡幼稚園が、第13回「木の建築賞」(主催:NPO木の建築フォラム)の「木の建築大賞」に選ばれ、6月3日に受賞式がありました。
全国を4ブロックに分け、各ブロックでは4年に一度の賞です。
「建築」・「活動」を対象とし、「建築」では建築デザインや空間構成、環境に対する考え方、それを支える技術や、建築の社会性など広い視点に立つ賞であり、この度の受賞は設計者のみならず、こうした取組を目指した町やこれを支援した木材コーディネーター、竣工後に運用や維持管理に携わった教育現場の方々全体を評価して頂いたものであると感じます。
本プロジェクトは地域材を用い、ふるさと教育の場としての「木の学校」を、全面建替えではなく、RC造既存棟の大規模改修と改築の木造棟の組み合わせで実現することを目標とし、木造棟のみならず、RC造既存棟も性能向上と積極的な木質化に取り組みました。

写真1:ランチルーム.jpg

昼休みには全校児童と先生が一緒に食事を楽しむ木造棟のランチルーム。素材には地元の野菜や魚が用いられ、メニューの解説や食材のクイズもあり、楽しみ・味わいながら地域の食の豊かさを学ぶ、ふるさと教育の場ともなっています。

写真2:6年教室.jpg

木質化に取組んだ既存改修の普通教室棟の木材も、落ち着いた表情となりました。

写真3:廊下.jpg

廊下と教室の間には児童のスケールの庇下のような場を設け、ベンチや小さな溜まりを設けています。各教室のサインは児童が製作。

写真4:南側.jpg

南側から見た校舎。既存樹を残した中庭を囲み、奥がRC造既存改修棟(普通教室棟・体育館)、手前が木造改築棟(ランチルーム・特別教室・幼稚園)。

写真5:北側.jpg

北側の校庭から見たRC造既存改修棟。昇降口廻りなど庇下の外壁も木質化しました。

写真6:受賞式.jpg

授賞式は東大農学部の弥生講堂で行われ、建築・活動合わせ11の取組が受賞しました。

(IMAI)
posted by gkk-tokyoスタッフ at 14:29| Comment(0) | 建築設計・計画部門 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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